　７時に起床。朝食はバイキングだった。食事が終わってすることもないので、とりあえずユースを出た。荷物を下宿先に送ってしまいたいが、郵便局がまだ開いてない。それまで那覇市を回ってみた。とはいえ、まだ８時では開店している店も少ない。時間を潰しながら、９時前に郵便局に着いた。９時になると同時に荷物を運ぶ。京都までは２４００円ほどかかった。荷物もなくなって、すっきりしたところで空港に向かう。スカイメートなので、当日空席がなければ帰れなくなる。空港まではすぐだった。ＡＮＡの窓口で空席照会すると、どの便も満席である。焦りつつＪＡＬに賭ける。なんとか最終便を確保できた。さすがＣ＆Ａのスポンサーだ。安心したものの、最終便の５時まではかなり時間があったので、また那覇市を回ることにした。
　空港から、新たな気持ちで沖縄に入った。初日もこのくらい晴れていれば文句なかっただろう。市内は朝と違って、賑わいをみせていた。自転車を置いて少し商店街を回ったりしながら、那覇を満喫した。昼食は沖縄そばを食べた。そばといっても、ラーメンのことである。土産は荷物になるので、空港で買うことにした。

　観光センターのようなところで、観光案内をチェックしてみると、ペリー提督来航の地が近くにあるらしい。
　さっそくそこへ出かけてみた。思いがけない発見に少し嬉しくなった。
　昼過ぎに、空港へ向かう。土産物を見たりして時間も過ぎるだろう。３回目の那覇国際空港で自転車を分解していると、数人が話しかけてきた。
　ＡＳＫＡさんは昨日帰ってしまったのかなぁと考えつつ、空港へ入った。
　空港では、土産物の他に特別企画で沖縄民謡を踊っていたので、それを見ながら時間を潰した。土産物店には、ライブで搭乗したゴーヤーマン人形が置いてあり、かなり欲しかったが５０００円とクソ高いので、買えなかった。
　そのかわりに、ゴーヤーを買ってみた。スーパーで売っている苦瓜とは違うのだろうか・・・

ひととおり土産を買ってから、踊りを見たり、外を見たりした。煙草の箱を開けると、最後の一本。来る時に買ったばかりなのに、沖縄４日間で一箱開けてしまった。僕にとってはハイペースである。
　飛行機は、「がんばれ日本代表」と書かれたワールドカップの飛行機だった。来る時もポケモンだったのに、ツいてるなと思いつつ、搭乗。
　飛行機はゆっくりと沖縄本島を離れた。ちょうど昨日通った場所の真上を通る。平和之塔も見えた。しばし感動を覚えながら、沖縄に別れを告げた。
　大阪は雨のようだ。それまで２時間、今回の旅の回想に浸ろうとしよう。