THE LIVE
<曲目>
Opening Film
夢の番人
太陽と埃の中で
the corner
BROTHER
そんなもんだろう
夢の飛礫
WALK
今日は…こんなに元気です
僕はこの瞳で嘘をつく
river
終章〜エピローグ
クルミを割れた日
ひとり咲き
YAH YAH YAH
なぜに君は帰らない
港に潜んだ潜水艇
Trip
THE TIME
鏡が映したふたりでも
PRIDE
Ending Film
 一週間前になってようやく、チケットを入手。値段は倍額以上という、かなりのプレミアがついてしまったが、お二人に会うためには仕方ない。
 4時半に姫路に到着。文化センター行きのバス停に行列が出来ている。文化センターまでは1.5kmという相棒の情報を信じ、歩いていくことにした。少し長く感じたが、程なく到着。一気に緊張感が高まった。
 グッズ売り場を見ると、すさまじい行列。何か買おうと思っていたが、あきらめた。席に直行。ぬ列ということは、23列目か・・・どちらにしろ、なかなか良いポジションだった。
 通路から一席挟んだ2席目。隣には一人で来たらしい女性が座った。
 今回は垂れ幕にロゴも何もなく、ただ紫色のライトでうっすら照らされていた。18時半に開演予定だったが、かなり遅れて50分に開演。ようやくオープニングムービー開始である。
 今回はフジテレビの協力もあり、なかなか凝った演出だった。しかし、ドアが出てきた瞬間にASKAソロの「next door」が浮かんだのは僕だけではないだろう。
 そろそろかなと思った瞬間、垂れ幕が上がる。前回ほど派手な登場ではないにしろ、一気に興奮状態。
 一曲目から、何の曲か分からない。それほどアレンジされていた。歌い出してやっと分かった。二曲目にいきなり、「太陽と埃の中で」。この曲はラストあたりかなと予想していたので、かなりショック。
 全体的に、STAMPメインだったが、他にもアレンジされた曲が多く、新鮮なライブだった。ある雑誌に、「このライブはテーマとか方向性を決めていない」とASKAさんが言っていたが、僕には何か一つの方向性が感じられた。
 MCでCHAGE兄が50代、60代、、、100歳の話までしたり、ASKAさんは一瞬だけ過去に戻ろうかと言ってデビュー曲を歌う。でも最後には「THE TIME」に続けてASKAさんが「愛する人を 愛したいだけ 愛せる日まで 愛してみる」と一人で歌う(鳥肌が立った)
 いろんな過去や未来があるけれど、大切なのは今なんだという主張を感じずにはいられなかった。
 そしてラストソング。ついに聴いてしまった。CDでも最後に聴いたのは浪人の時だったから、約3年ぶりのPRIDE。心の準備もないままだったので、完全に体が固まった。
 イントロだけで、もうこの曲はだめ(笑)周りにも顔を覆う人がちらほら。この曲だけは、特別なんだなと、改めて思った。
 エンディング。新曲SEE YAも笑えたが、テロップに「2002年紅白歌合戦出演依頼歌手 CHAGE&ASKA」と書かれたのには爆笑。今年は依頼来たんですね。
 会場から出て、出待ちをしている集団に入ってみた。しかし、車で完全に視野を塞がれて、お二人が乗ったのに気づく間もなく、車が発進。ちょっと残念だったけど、ライブは最高だったので、まいっか。