昨晩、結局家に戻ったのは深夜だった。
昼前に目を覚ます。
昨日のような雪は心配ないようだ。予定通り5時過ぎに出発。
グッズ売り場でカレンダーとパンフレット、それに小物をいくつか…^^;(毎回だが金がかかる)
松山とうって変わって満員だった。年齢層はあまり変わらず。40前後の夫婦連れが多いように思えた。
2階席ど真ん中だったのでステージ全体が見渡せる。でも出来れば1階が良かった。
開演。曲目は昨日と全く一緒。MCはところどころ違った。
ただお客さんの雰囲気は全く別物。どこか冷めた感じを受けた。僕の周りのお客は、終始座って聴いてたし、拍手もMCまで持たない。ASKAさんもどこかやりにくいようだった。
その証拠に、「good
time」の後の恒例の「起きてね」というギャグも出ず。
周りのお客さんとの一体感は全くなく、少し寂しい。それでもASKAさんの歌声は最高で、今までこんな上手い歌は聴いたことがなかった。
順調に終わりが近づく。最後から2曲目でハプニングが起きた。
最初は歌詞を忘れたのかと思った。でも違う。様子が違う。遠いので分からなかった。でもASKAさんは泣いていた。
なぜ泣いているのか、ずっと考えていた。この冷めた香川県民を「アツク」出来ないことに腹を立ててるのか…本気でそう思った。
その昔、思うような演奏をできずに「ごめん、もう一回やらせて」と言って別の日に再演をやったこともあるような人である。
でも、どうやらこの四国の地で、自分が坂本龍馬を想って書いた曲を歌える喜びに感極まったようだ。
ASKAさんが泣くのを見たのは、韓国ライブ以来だった。
美しいピアノとヴァイオリンの伴奏だけで、頭の中にはずっとASKAさんの歌声が響いていた。