My Game Is ASKA
<曲目>
loop
君が愛を語れ
birth
はるかな国から
風の引力
君が家に帰ったときに
In My Circle
君の好きだった歌〜背中で聞こえるユーモレスク
愛温計
good time
Girl
同じ時代を
月が近づけば少しはましだろう
you & me
共謀者
花は咲いたか
Now
晴天を誉めるなら夕暮れを待て
next door
心に花の咲く方へ
抱き合いし恋人

君は薔薇より美しい
cry
はじまりはいつも雨
 今回は初のネタバレ覚悟で、事前にネットで前評判を見ていた。どのレポートも絶賛していて、当初は香川公演だけだったのを、2日前にチケット予約して車で駆けつけることにした。初めての1人参加(笑)
 当日は朝から雪が積もっていて、嫌な予感がしたものの、命よりもASKAさんの歌が大事と思い昼過ぎに出発。倹約して一般道を使いながら4時過ぎに松山に着いた。市民会館の駐車場は満車で、結局少し離れたパーキングに停めて歩く。いきなりツアートラックが出迎えてくれた。チケットを買ってから周りをぶらぶら。明らかに遠征組と思えるグループもちらほら見える。(ま、自分も一応そうなんだが)
 5時半開場。列の前にいたカップルが「初のコンサート参加だ」みたいな話をしてるのが聞こえた。こんな人たちでも十分楽しめさせてくれるのがASKAさんなんだよ〜と心の中でつぶやく。
 グッズ売り場に長蛇の列。FANクラブ会員証を忘れてきたので今回はパス。まあ明日も買えるし。さっそく席を探す。さすがに2日前に取っただけあって後ろの方。ずいぶん前に大阪フェスティバルホール最後列も経験したので、それに比べればマシである。
 しかし悲しかったのは、僕より左一角は全く席が埋まっておらず、後ろもぽつぽつだった。大阪では超満員でも、さすがに田舎は辛いなぁ、と集客の難しさをあらためて感じる。
 開演してしばらくその微妙な周りの雰囲気に集中できなかった。18時半開演。
 ソロコンなのでフィルムはない。GOOD TIMEツアーと同じような感じに今度はloop(ライブバージョン)が流れる。1曲目はまさかの「君が愛を語れ」。まあ、two-fiveでは「On Your Mark」だったりするから、最近はそういう指向なのかも。演出がめちゃくちゃすごかった。2番のサビで心臓が刺されるように歌声が響いてくる。あまりの歌唱力に圧倒されて、ずっと震えっぱなしだった。すかさず「birth」が始まる。1曲目がすごすぎたので、唖然として立つ雰囲気でもなかった。3曲目でようやくスタンドアップ。が、すぐにMCで「座ろうか」の一言。
 今回のメンバーは通称「バンドヒヒ(?)」から半分くらいのメンバーが一新していた。特に目立ったのは生のヴァイオリン。彼女のバックがものすごく存在感を示していて、ASKAさんの声をいっそう際だてていたと思う。ASKAさん自身の調子も絶好調だった。こんなに上手いASKAさんは初めてだったかもしれない。
 全体的に大人向けというか、「見せる」よりも「聴かせる」演奏になっていた。それでも後半の「共謀者」からはいつものロックもかいま見れる。
 久々の散文詩の朗読。そして「心に花〜」、終曲へと。アンコールはソロだからあると分かってても、どうも慣れない。拍手が止まりそうになるのがチャゲアスファンの悪癖(笑)
 選曲はSCENEというより、前回のGOOD TIMEツアー寄りだった。

補足だが、この後すさまじい雪に見舞われ、高速は部分通行止め。一般道は凍結で「チェーン必要」と言われつつ、んなもの香川県民が持ってるわけもなく、強行突破でかなりの波瀾万丈な新年早々だった。帰ったのは深夜だったとさ。