COUNTDOWN LIVE in SAPPORO DOME
<曲目>
夜明けは沈黙の中へ
SAY YES
Love Song
もうすぐ僕らは二つの時代を
          越える恋になる
Hang up the phone
WALK
夢の飛礫
Sons and Daughters
  〜それより僕が伝えたいのは
Girl
good time
君が愛を語れ
心に花の咲く方へ
官能のEsplendida!
CRIMSON
トウキョータワー
SOME DAY

追想
終章(エピローグ)
群れ
PRIDE
On Your Mark (映像)
パラシュートの部屋で
Mr. Liverpool
僕はこの瞳で嘘をつく
BIG TREE
YAH YAH YAH
NとLの野球帽
晴天を誉めるなら夕暮れを待て
ロマンシング ヤード
THE TIME
太陽と埃の中で
19時札幌ドームに到着。公開リハーサルは行くことも可能だったが、ネタバレが嫌だったのであえて避けた。開場は少し遅れて、15分くらい待たされた。凍えかけたところで、やっとドアが開く。開演までの時間を、ドーム内で過ごす。とりあえず席を確認しようと、中へ入った瞬間、「デカ・・・」というのが第一印象だった。さすが最新ドームだ。
 中にはケンタッキーなどファーストフード店も充実していて、腹ごしらえには最適だった。さすがに3万人近くの人がいるので、知り合いにばったりという事もない。
 ライブ前はいつも緊張してしまうが、こんなに緊張したのは沖縄以来かもしれない。21時くらいから、前座で  が歌っていた。彼らもこんなドームで前座とはいえライブできるのは光栄なことだろう。彼らが歌っていたのはバックステージだが、実は今回の席からかなり近い。ここでお二人が歌うことになれば(なるだろうけど)、生涯2番目に近いステージだ。
 なんてテンションを高めつつ、 も去り開演待ち。オープニングムービーは無いだろうと予想しながら、開場は暗くなった。
 草原の静が流れ出す。夜明けは沈黙の中へでお二人登場。黒いコート・・・高校時代にあれだけ見た若かかりし二人の姿があった。かっこよすぎる。
 なぜに君は帰らないにうつるかと思いきや、イントロ騙し。名曲があれこれフィードインして、最終的にSAY YES。一般客(?)もこれでノリノリに(笑)
 続いてLove Song。個人的にC&Aとの出会いの曲。「CHAGE&ASKAの使命は、ミリオンセラーの記録を塗り替えることではなく、ラブソングを歌い続けることです。」と15年前に発行された本のビラに書かれているのを思い出した。続いて「もう恋」CHAGEが歌詞を変えて、「もうすぐ僕らは二つの針が重なる恋になる」と歌っていたのを、二つの愛だと聞き間違えていた。公開ラジオに参加しとけば・・・(無理)
 TALKを挟んで「Hang up the Phone」SUPER BEST3ツアーのイメージがあるので、新鮮に聴けた。「WALK」もオリジナル。恵美直也のベースが心臓に響く・・・
 「夢の飛礫」に続いて「Sons and Daughters」C&Aのバックバンドは歌えない人は入れないという話を思い出した。ヴォイスエフェクトがあるとはいえ、めちゃハモって上手い。どうせなら14カラットに出て欲しかったけど。
 いつのまにかCHAGEが消えてASKAソロに。GOOD TIMEツアー以来のソロ。「君が愛を語れ」で久々に固まる。が次の瞬間ASKA歌詞間違い、少し冷める・・・気を取り直して、心地良く固まってみた(笑)
 新曲「心に花の咲く方へ」方をカタと読んでしまったのは俺だけか?ホウなのでよろしく。龍馬のドラマ主題歌ということで、あの龍馬ファンのASKAが語る。「あの時代、ホント誰が悪いとかじゃなくて、皆良かった。それぞれが自分の向かう方向に進んでた」てな事を言っていた。彼のコラムとか読んでも、最近自分と全く同じ事を言ってる気がしてならない。絶対に同じ哲学感を持っている。あるいは歌を伝わって僕がASKAから感じとっているのか・・・
 そんなこんなで、CHAGE登場。周りのテンションが少し落ちたことに非常に腹が立った。すかさず「官能のEsplendida!」マニアックだけど、大好きな曲だ。周りは確実に休憩モードだが、気にせずハイテンションを通す。そして「CRIMSON」きたーって感じである。
 その後2曲続いたあと、CHAGE「さぁて〜そっちに行こうか!」来る!しかも、俺の席の真横を通る!5,6曲前から、警備員がそわそわしながら仕切を固めているので、あやしいと思っていたが、これは確実に隣を通る。この接近度は、いつぞやの大阪であった公開ラジオ以来ではないのか!?
 と、お二人が近づいてきた。まずASKAさん。絶叫したので少しこっちを見た!続いてCHAGE兄。なんとこっちに近づいてくる〜そして2つ前の人に何か渡す(何だったんだろう)惜しくもゲットならず。しかし必死で手を出した甲斐あって、パチン。ふ、触れた。
 うーファン歴12年目にしてついにCHAGEの手に触れる。この上ない快挙。
 そしてバックステージ。近いなーと思った次の瞬間「追想」が流れる。死ぬほど懐かしい・・・そのまま「私の愛した人」を歌ってくれるのかと思いきや、追想で終わって「終章」へ。
 「群れ」は電光石火以来だ。そして禁断の歌・・・ うぅ、また涙が・・・
 バックステージからお二人は消えた。同じ道を引き返したりはしなかった。会場がざわつく。スタンドはどうか知らないが、アリーナはほぼ皆立ちっぱなしだった。これは休憩に違いないと思ったので、すかさず座る。周りはざわつきながら、ぽつぽつ座っていく。
 と、その時スクリーンに懐かしい映像が流れた。まず、電光石火ライブのオープニングムービー。周りは始めて見るかのような反応。こいつらモグリか?(笑)そのままジャケットが現在の二人に変わるシーンまで期待したが、途中で終わる。予想では、福岡ドームの時もこれを使ったのではないだろうか(DVDの最初の効果音からして)そして、次に宮崎駿作品の「On Your Mark」である。といってビデオを持っているので、珍しくない・・・はずなのに、周りはスタンディング!?
 すごーいとか言って見てるし.。どうやら周りはにわかファンばかりらしい・・・
 人に埋もれながら座って見た。CHAGEの時といい、こいつらミーハーか・・・と怒りが少しこみ上げるが、お二人の登場でどうでもよくなる。
 「パラ部屋」とともに第2幕。どうやらもう少しでカウトダウンらしい。自然にテンションが上がる。「Mr. Liverpool」ふたたびソロか!?と思いきや、ASKAさんも歌う。おぉ、ソロ曲歌い合いとは。そして「僕瞳」オリジナルバージョンである。しかも、例の曲間でお二人の足元が上がっていく〜もしや!?と期待通りにASKAさん回転飛び。格好良すぎる・・・
 そして、その次に流れた曲は・・・「BIG TREE」会場中から悲鳴が。2003年、1年間のうちで最高の感動だった。大サビにいくまでの前奏が長い・・・と思いきやここからカウントダウン。すげぇ、曲の途中かよ。と第九が流れたりなんかしながら、3、2、1、0〜〜!!
 「大きな空と大きな海と〜〜」この1年の彼らなりの展望だったかな。
 そして「YAH YAH YAH」やはりコレか。会場中テンションは高まる。「NL」も久しぶりに聴いた。CHAGEの中で最高の曲だ・・・そして次は「晴天」!?イントロ流れ瞬間吹き出した。隣の人は曲が分かるのに5秒かかっていた。まあ、ここで晴天はあるいみ犯罪(笑)
 にわかファンだから、ライブパフォーマンスも知らないみたいで、サビで飛んでるのは俺だけ・・・ 前の方は皆飛んでいたので、それに合わせて飛ぶ。
 テンション最絶頂になったところで、「ロマンシングヤード」の初スローバージョン。思わず拳を振り上げてしまった。「THE TIME」で微妙な大合唱ののち、最後は「太陽と埃の中で」で締め。うーん、感動。
 全体的に、ASKAさんは声の調子が悪いし、周りのテンションもいまいちだったが、個人的には楽しめた。一緒に行った人も、それなりに満足していた。
 あえて言うなら、MCはもう少し欲しかったかな。ASKAさんの言葉、期待してた分は歌で語ってもらえた気もする(声がどうこういう次元ではなく)。初のカウントダウンは、こんな感じで終了。アンコールはありませんでした(残念)